回文ってご存知ですよね、上から読んでも下から読んでも同じ言葉になるフレーズで誰でも知ってる「新聞紙(しんぶんし)」や「トマト」、有名なところでは「たけやぶやけた」なんかがそれです。
TBSの山内あゆアナウンサーは回文が趣味で、2006年に音楽番組『うたばん』で同僚女性アナウンサー集団として出演した時に「回文」を披露してウケたことから度々登場するようになりました。
2008年8月には『中居正広の金曜日のスマたちへ』でも「回文の達人」として登場しましたが、最近はあまり見なくなりました。ブログ『山内あゆの 仕事、子育て、ときどき回文』でも回文を紹介していますが、更新が少ないのは残念です。
山内アナのブログから引用させて頂くと2014年10月23日には「深田恭子さんに捧げる回文」として「ふ、深田ハダカ! ふふ」(ふ ふかだ はだか ふふ)を披露していました。
ポンキッキシリーズの「かいぶん21面相」と回文総合サイト及びTwitterの「回文21面相」
子供向けのテレビ番組『ひらけ!ポンキッキ』で歌っていた『かいぶん21めんそう』(歌手・山崎清介/作詞・ビーンズ豆田/作曲・鈴木由花)では基本的な回文が登場します。
「竹やぶ焼けた」(タケヤブヤケタ)、「よく聞くよ」(ヨクキクヨ)、「留守に何する」(ルスニナニスル)、「ダンスがすんだ」(ダンスガスンダ)、「夜ニンジン煮るよ」(ヨルニジンニルヨ)、「カツラが落下」(カツラガラツカ)
「イカ食べたかい」(イカタベタカイ)、「夏まで待つな」(ナツマデマツナ)、「トマトはトマト」(トマトハトマト)、「わたし負けましたわ」(ワタシマケマシタワ)などです。
「回文21面相」という同名の回文総合サイトとそのTwitterアカウントでは投稿された回文をジャンル別やランキングで紹介しており「よく考えたな~!」と感心するような長いものや難しい回文もありますよ。
いくつか引用させて頂くと「殺人刺殺計画『そんなことか』とコナン即解決さ、真実さ」に「素でキス出来んほど本気で好きです」(投稿者・阿呆兄弟)、「耐えきれずタマ取ると股ずれ消えた」(投稿者・ただのすけ)
「参る歳だ。皆に美しいお顔がこよなく愛されたが、ワシもついに若さ無き翁さ。皮にいつも皺が垂れ、最悪な横顔か。老いし苦痛に涙しとる今」(投稿者・ダックス)なんていう長い回文もありました。
回文のおもしろい作品、あの笑福亭鶴光の深夜ラジオ番組で流行った回文を1つ
私が中高生の頃はラジオの深夜放送にハマったもので、土曜の夜は『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』を聴いていました。鶴光の「ええか、ええのんか…」といったちょっとエッチな話に当時のティーンは夢中でした(たぶん・・・)。
でも回文については記憶にないのですが、現在ハマっている朝のラジオ番組『MORNING JAM』(FM FUKUOKA)のパーソナリティー「ナカジー」こと中島浩二が話していました。
ナカジーも『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』のリスナーだったようで、当時番組で紹介された回文を覚えているというからかなりインパクトが強かったのでしょう。それが次の回文です。
「ヘアリキッドケツニツケドッキリアへ」
いかにも鶴光が気に入って紹介しそうな回文で、ナカジーも長年頭から離れなかったみたいですよ。
ナカジーは「イカノダンスハスンダ」という回文も紹介していましたが、まだまだおもしろい回文を知っていたり、自分で考えたりしそうな感じがします。