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女性アイドルに違和感、Juice=Juice高木紗友希脱退に“歌姫”小田さくらが本音「歌という武器で戦えない現実が悲しい」

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モーニング娘。21の小田さくらがブログで2月17日に「最近のアイドルの在り方に違和感を覚える」と本音を綴っています。「私は普段から発言の一部を切り取られてそこだけが大きくなる事がよくあります」と気にしているので、この記事で関心を持った方は是非『モーニング娘。21 天気組オフィシャルブログ』の「私が思うこと。小田さくら」をお読みください。

画像は『モーニング娘。'21 2020年12月21日付インスタグラム「小田さくらです!」』のスクリーンショット

Juice=Juiceの高木紗友希がいわゆる「文春砲」でシンガー・ソングライター優里との熱愛を報じられたことを受け、12日にハロプロとグループから脱退して活動を終了すると発表しました。高木紗友希は8歳の時に父親が車で聴いていた「コブクロ」を耳にしてファンになり、ハロプロに入ってからもずっとコブクロのライブに行くほど大好きだと常々ブログに綴っており、歌を心から愛していただけに惜しまれます。

小田さくらはその高木紗友希とともに「ハロプロの歌姫」と呼ばれておりパフォーマンスでは双璧をなしていました。しかし高木がスキャンダル絡みで脱退を余儀なくされた現実にショックを受けたことで、「私は、最近のアイドルの在り方に対して違和感をおぼえる点があります」と胸のうちを明かしたのです。

女性アイドルについて1970年代、80年代は「歌」「飛び抜けたルックス」「スター性」などの武器を持ってアイドルとして人気を得ていたのに、今は「女の子」そのものが武器になっているようだというのです。小田さくらは具体的に名前を挙げていませんが、70年代アイドルだとキャンディーズやピンク・レディー、80年代アイドルで言えば松田聖子、中森明菜、小泉今日子などがそれにあたるでしょう。

前述したように繊細なところは小田さくらのブログを読んでいただきたいのですが、「そんな中でも音楽を武器にしようとしているハロー!プロジェクトが私は大好きです」「なので、高木さんのように歌声という最大の武器を持ち合わせていた人ですら、戦えない事があるという現実に 音楽が1番大事ではなかったんだと感じた事がすごく悲しかったです」という言葉に一番率直な気持ちが詰まっているように思えました。

NGT48中井りかが持論、男性アイドルと女性アイドルの違いを感じ「男尊女卑」が残っている

高木紗友希及び小田さくらの件とは打って変わって違う流れになりますが、NGT48の中井りかが2月13日配信したSHOWROOMでイマドキの男性アイドルと女性アイドルの“ファン”について持論を話していたので紹介しておきます。これは小田さくらが前出のブログで「女性アイドル」に限って語っていたことと繫がります。

中井りかは男性アイドル(たとえばジャニーズに所属するキンプリとか)がちょっとした動きで「キャー!カッコいいー!」と喜んでもらえるのは、男性アイドルの女性ファンは「カッコいいから応援したい」という気持ちだから。片や女性アイドル(たとえばNGT48)の場合は「俺が推してやっている」というスタンスで来る男性ファンが多く、上から目線で「男尊女卑の文化が残っている」と感じるそうです。

中井りかがいうイマドキの女性アイドルと男性ファン(オタク)の関係性は地下アイドルを追いかけて 全てを失った女オタ(この場合は女性ですが)を描いたNHKよるドラ『だから私は推しました』がその世界観をよく表現していたように思います。男性アイドルだともう少し違った価値観になるのではないでしょうか。東京五輪・パラリンピックを巡り女性蔑視発言騒動がありましたが、実はいろいろなところで男女の格差は残っているのかもしれません。