さらば青春の光(森田哲矢・東ブクロ)が日本テレビ系で3月8日に放送されたトークバラエティ番組『誰だって波瀾爆笑』に出演した際、森田の出身地・大阪府堺市の話題で盛り上がりました。彼が子どもの頃、堺市では自作のBSアンテナを使っている人がかなりいたというのです。
そう、テレビの衛星放送を受信するためのBSアンテナです。森田の自宅にはなかったそうですが、近所を見るとベランダに電気屋さんで売っている正規のBSアンテナではなく「中華鍋に木製バットをつけたBSアンテナ」をベランダに置いているところが数件あったとか。
MCの堀尾正明・溝端淳平・岡田結実は笑って信用せず「小学生が話すようなウソだ」とまで言われても森田は本当に「中華鍋に木製バットをつけたBSアンテナ」があったのだと言い張って譲りませんでした。
しかもそのニセモノとしか思えないBSアンテナを置いていた家ではちゃんと衛星放送を見ていたというのですが、さんまみたいに「そんなはずないやろう!」と思うのが普通でしょう。
ところがネットで調べたところ本当に中華鍋を使ったBSアンテナが自作できるという情報があったのです・・・。
JAXA 宇宙教育センターが人工衛星に関する資料『人工衛星の電波をキャッチしようⅠ -なべのBSアンテナ-』で中華鍋(直径35㎝)や竹ひごを用いた実験を紹介していました。
木製バットは使っていないものの、これで人工衛星の電波を受信できるということは、森田が見たという堺市で使われていた「中華鍋に木製バットをつけたBSアンテナ」の話は本当なのかもしれません。