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松井玲奈“魔性の芸者” vs. 川栄李奈“キレ気味な正室”アイドルから女優転身で成功した2人が活躍

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女優で作家の松井玲奈がTBS系火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』で演じる芸者役が注目されています。ヒロイン・桂木早梅(二階堂ふみ)の恋敵となる芸者・菊乃という役どころで、早梅の邪魔ばかりする“悪女”で“魔性の女”的なキャラみたいです。

朝ドラ『エール』で姉妹役を演じた松井玲奈と二階堂ふみ(画像は『松井玲奈 2020年9月26日付Instagram「#朝ドラエール」』のスクリーンショット)

 

二階堂ふみとはNHK連続テレビ小説『エール』で姉妹役を演じた関係ですが、7月10日放送の『王様のブランチ』(TBS系)にゲスト出演した二階堂は久々に松井と再会したらめちゃ怖い役に成り切っていたのでびっくりしたと明かしており、プライベートで会うほど仲良しなのに、現場では菊乃のオーラに圧倒されたらしいですよ。

ドラマ『プロミス・シンデレラ』チームのシャツを着た松井玲奈(画像は『松井玲奈 2021年6月29日付Instagram「本日19時より放送の『オトラクション』に『プロミス・シンデレラ』チームで参加しております」』のスクリーンショット)

 

松井玲奈は2015年8月31日にSKE48を卒業した後、ドラマ『ニーチェ先生』(2016年1月期)での怪演が話題になり、さらに『ブラックスキャンダル』(2018年10月期)や新川優愛とW主演を務めた映画『めがみさま』(2017年6月公開)などで迫真の演技を見せ、女優としての地位を確立しました。

そんな松井玲奈が演技の魅力に目覚めたのはアイドル時代に出演したAKB48グループが登場するテレビ東京系ドラマ『マジすか学園』(2010年1月期)ではないでしょうか。ヤンキー女子校・馬路須加女学園を牛耳る最強武闘派集団ラッパッパのなかでも札付きのヤンキー「ラッパッパ四天王」の1人、ゲキカラ役を務めた時は憑依型演技に「ヤバい」という声が聞かれました。

48出身で憑依型演技と言えば川栄李奈。『青天を衝け』の美賀君役や新CMで見せた「キレ芸」

NHK大河ドラマ『青天を衝け』は“最後の将軍”こと徳川慶喜役の草なぎ剛がはまり役と評判ですが、川栄李奈は慶喜の正室・美賀君役を務めています。公家の姫として嫁いできた美賀君は、慶喜が養祖母・徳信院(美村里江)とばかり楽しそうに和むのに嫉妬するあまりヒステリックになって慶喜に掴みかかる強烈なキャラを熱演。と思えば慶喜の寝室で寄り添うロマンティックな一面も見せました。

NHK大河ドラマ『青天を衝け』で美賀君役を演じる川栄李奈(画像は『川栄李奈 2021年6月27日付Instagram「今夜20時『青天を衝け』お久しぶりの美賀君です」』のスクリーンショット)

 

川栄李奈もAKB48時代『マジすか学園』シリーズの『マジすか学園4』でラッパッパの1人、バカモノ役を演じています。おバカだけどケンカはめっぽう強いという役柄によって憑依型演技をものにしたと言えるでしょう。(ちなみに『マジすか学園』シリーズはHuluで観ることができます)

さらに川栄の場合はそれ以前から2012年に公開されたYouTube動画『指原莉乃 vs アンリレ センターを賭けた戦い / AKB48[公式]』などミニコントでキレ芸を身につけていたのも役だったのではないでしょうか。

最近では『青天を衝け』だけでなく、ゲームアプリ『ユージェネ』の新CM「ユージェネって、なに!?」編でカメラマンの胸ぐらを掴んで揺すりまくるキレ芸を披露しています。

48出身の女優と言えば前田敦子や大島優子が活躍しているものの、話題性では松井玲奈や川栄李奈も負けてはいません。『青天を衝け』は美賀君の登場シーンが減って残念ですが、『プロミス・シンデレラ』はスタートしたばかりなので松井玲奈が演じる魔性の女に注目しましょう。

 

画像は『松井玲奈 2020年9月26日付Instagram「#朝ドラエール」』、『松井玲奈 2021年6月29日付Instagram「本日19時より放送の『オトラクション』に『プロミス・シンデレラ』チームで参加しております」』および『川栄李奈 2021年6月27日付Instagram「今夜20時『青天を衝け』お久しぶりの美賀君です」』のスクリーンショット